伯父の相続の相談をさせてほしい

三女の方の判断能力がどのような状況であるのかにもよりますが、きちんとした判断ができない状態で遺産分割を強行すると、後で遺産分割協議の効力に疑義が生じる恐れがあります。
そのため、三女の方の判断能力に疑義があるのであれば、きちんと成年後見人を選任した上で、遺産分割協議を行なった方がよいでしょう。
後見申立て自体は4親等内の親族からできますが、遺産分割協議の当事者である叔父様の法定相続人は、三女の方と利益相反関係にあるため、当該遺産分割については三女の方の法定代理人となることはできません。三女の方のお子さんがいらっしゃる場合にはお子さんを後見人にするか、あるいは専門職後見人選任を申請した方がよいでしょう。