土地を自分に贈与した場合は贈与税は発生しますか？

年間110万円を超える贈与については、受贈者に贈与税が科せられるのが原則です。
もっとも、贈与者が60歳以上の父母又は祖父母であり、受贈者が20歳以上の推定相続人である子または孫である場合、「相続時精算課税制度」といって、相続時に遺産相続があった場合と同視して、2,500万円まで控除対象とする制度があります。国税庁タックスアンサー「参考　相続時精算課税制度のあらまし」（https://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4103_sankou.htm）をご覧ください。
本件において、①お祖母様から直接の贈与の場合、お母様がご存命であれば、ご相談者様は現時点では推定相続人に当たらないことになります。また、②一旦お母様に贈与する場合、お母様への贈与時及びご相談者様への贈与時の双方で要件を満たす必要があるのではないかと思います。
もっとも、上記はあくまで一般論であり、具体的な対応に関しては、税理士の方とご相談頂いた上で検討頂いた方がよいと思います。