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事業承継(じぎょうしょうけい)

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更新日:2018年12月22日
事業承継(じぎょうしょうけい)のアイキャッチ

事業承継とは会社の経営について経営者が後継者に引き継ぐことを指します。

相続を考えた際、自身で会社を経営しているのであれば、自身が亡くなった際、「今後今の事業をどうするか?」という事になると思います。

自身の代で廃業すると決めているのであれば良いのですが、次の子供の代に引き継ぐような事を考えるようであれば、事業を引き継ぐために、後継者を選任・事業の棚卸などの準備をしていく事が必要でしょう。

後継者の選任が決まっているようであれば、事業承継は経営者(継がせる側)と後継者(継ぐ側)の意思共有が重要となります。

事業承継の為取り組まなければならないことがあり、その双方に対して施策を立て、実行させていくことで大切です。

相続財産の評価等の相続対策と後継者の育成等の会社の存続発展とが課題となります。

事業承継は、自身の一族、会社そして働いている従業員にとって影響を及ぼすので、会社の事業用資産・株を後継者に取得させることが大切です。

承継させるパターンとして3点、大きく分けてあります。

親族に引き継ぐ

日本の中小企業においては最も多い承継のパターンになり、経営者の息子・娘などへ会社・事業を継がせるというのものがあります。

しかし、少子化問題で跡継ぎが減少している原因もさることながら、親族が継ぎたがらない・親族だからといって右肩の会社成長が見込めないなど有ります。

従業員などに引き継ぐ

親族以外に引き継ぐ場合「有能な人物を外から招き入れる」と「従業員からの抜擢」の2つがあります。

複数の後継者候補を選定・教育を行い、最終的に皆の協力・賛同を得られることが、円滑な承継を行う上での大変重要なポイントといえます。

合併・買収を行う

合併・買収を行うというのはM&A(エムアンドエー)と指します。

事業承継の手段として年々増加しており、業承継をする相手がいないといった背景があります。

具体的には、身近に承継に適正者がいない、親族に事業承継したくても親族が拒否といったケースがあるようです。

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