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税理士10年の経験から弁護士に転身!異色の先生にインタビュー

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更新日:2019年07月26日
税理士10年の経験から弁護士に転身!異色の先生にインタビューのアイキャッチ


東京・渋谷。駅前の開発が進む中、日本でも屈指の人が多いスポットである。
今回は、世界でも駅の利用率が多い地下鉄「渋谷駅」出口から徒歩1分でアクセス抜群。
マックス総合法律事務所にお伺いしました。
 
マックス総合法律事務所 阿部成孝弁護士

マックス総合法律事務所 阿部成孝弁護士

マックス総合法律事務所代表の阿部成孝先生は、税理士から弁護士に転身した異色の経歴を持つ先生だ。
法務、税務のスペシャリストとして、税金と法律が絡む相談をワンストップで解決に導く、阿部成孝先生にインタビュー。

■マックス総合法律事務所に関して

---まず先生の事務所の質問で、マックス総合法律事務所の強みや特色を教えてください。

弁護士は2名です。
まず税理士法人を併設していて、ワンストップで対応ができるということです。

代表弁護士が税理士出身なので、税務をワンストップで解決できて、相続であれ離婚であれ、税金が絡む法律問題についてはワンストップで解決できます。

また複雑な案件についても弁護士2名と税務案件については併設の税理士法人で対応しています。
また、最近、JR渋谷駅の利用者数が品川駅に抜かれたようですけど、渋谷というマンモスターミナルから徒歩1分という利便性の良さがあります。
都心からのアクセスが良い点や、神奈川や埼玉もアクセスがしやすいというところがあります。

マックス総合法律事務所 阿部成孝弁護士

---先生の事務所のほうで多いご相談は何ですか?

相続絡みは多いです。それと、やっぱり全体としてそうでしょうけど不貞、不倫、離婚関係は多いです。

不動産業者の顧問をしていたり、取引をさせていただいたりしているところもあるので、不動産関係のトラブルの相談も多いです。
最近ですと、事務員で宅建を取った者もいます。

それと企業法務で、会社の顧問とかそういう話も結構あります。
今日の午前中相談に来た方はIT関係でした。法律顧問を考えているということでした。

---それはご紹介、それともインターネットを見てご相談があったのですか?

それは事務所のホームページからご相談がありました。
家がすぐそばで、家から近いというのもあったのでしょう。渋谷で便利だということで。

マックス総合法律事務所 阿部成孝弁護士

■阿部成孝弁護士に関して

---阿部成孝先生の中で大切にしていること、信念は何ですか?

まずは税理士としてもそうだし、弁護士としてもそうですけれども、やっぱり一般の方には難しい事項なので、分かりやすく丁寧にご説明するということは心掛けています。

それと当然ですけど、あんまり偉そうにならないということです。
まずは依頼者の話を聞くというか、その相談者の方の抱えている悩み・問題っていうものをしっかり聞くというのを心掛けています。

マックス総合法律事務所 阿部成孝弁護士

---先生は税理士としては何年目になりますか?。

今年で、税理士22年目です。

---その税理士から、弁護士を目指したキッカケとか理由というのは?

税理士も税法っていう法律に基づいて動いているんですけど、やっぱりそういう法律の根底にあるのは六法だし、そういうものについて学びたいというか、興味があったというのがまずありました。
税理士として仕事をしているときも法律が絡むことがありまして、そういったときに顧問弁護士に相談していましたが、やっぱり自分でそういった法律問題についても解決できたら、クライアントとしても一度に解決できるし、利便性ということを考えたら、税理士の経験がある者が法律という更なる知識を得てサービスを向上できればと思いました。

やっぱり税理士として弁護士と一緒に仕事している中で、法律に興味が出てきたっていうのもありました。
税理士も税法っていう法律に基づいて動いているんですけど、やっぱり法律の根底にあるのは六法だし、そういうものについて学びたいというか、興味があったというのがまずありました。

---今、税理士と弁護士という資格を持っていると思うんですけども、それぞれの資格で大変なところは何ですか?

やっぱり税理士と弁護士って似てはいないと思うので、それぞれ違う大変さとかもあるのかなと。
大変といったら、いろんな大変さはありますよね……。

税理士というのは基本的に請負であって、「申告書お願いします」と依頼を受けて「努力しましたができませんでした」っていうことは許されないわけですよ。
申告書作成を依頼され完成してお渡しするととても感謝されたりすることもあります。

一方、弁護士の場合はあくまでも委任契約であって仕事の成功は保証できない。
たとえば訴訟なりで依頼を受けたとしても、全て勝てるとは限らないわけです。
やっぱり、負けることもあれば勝つこともある、その中間で和解して終わることもある、そういったところで、なかなか依頼に沿えないことだって場合によってはあるというところが、税理士出身からすると苦労するというか大変な部分だなと思います。

マックス総合法律事務所 阿部成孝弁護士

税理士の大変なところっていうのは、税理士の仕事は税金計算ですから、法律で細かく規定がされていて、税金計算については正しい・誤りということがある程度はっきりするわけです。
基本的には誤ることはないんですけど、ただ税理士というのは申告した後、数か月後に税務調査が入ることがあって、自分が作成した申告書に税務署からのチェックが入って、誤りを指摘されたりすることがあります。

その誤りがあったときに、実際にそれが税理士が単純に数字を間違えたのであれば、もちろんそれは税理士の過失ですけど、そうではなくてクライアントが資料開示をしてくれなかったりすることがあったりするので、その指摘を受けた部分の責任関係とかはちょっと苦労します。
お客さんの数字を預かるということは責任が伴うことなので。

---先生のご趣味は何ですか?

僕の趣味はホームページにもありますけど、登山とゴルフなんです。

顧問先のお客さんや友人とも行きますし、同僚とも行きますし、コミュニケーションツールとしてはいいですよね。

ゴルフは、同じ趣味を持っていることを前提に話ができるので、やっぱり話も弾みますね。
われわれの商売というのは税理士も弁護士もそうですけど、年上の方とご一緒することも多いし、そういう場合には結構ゴルフをやっている方も多いので、私も顧問先のゴルフコンペとかに誘っていただいたりして、結構参加しています。

僕の趣味はホームページにもありますけど、登山とゴルフです。

ゴルフは、顧問先や友人とも行きますし、同僚とも行きます。コミュニケーションツールですよね。
ゴルフは、同じ趣味を持っていることを前提に話ができるので、やっぱり話も弾みますね。
われわれの商売というのは税理士も弁護士もそうですけど、年上の方とご一緒することも多いし、そういう場合には結構ゴルフをやっている方も多いので、私も顧問先のゴルフコンペとかに誘っていただいたりして、結構参加しています。
あと、登山はそんなに厳しい所や冬山とかには行かないですけど、夏にそれなりの所には行きます。

■お仕事に関して

---先生は相続問題のご相談は多いかと思いますが、弁護士、税理士の視点でのアドバイスやご見解等教えてください。

相続税の計算は、配偶者の税額軽減であるとか、小規模宅地の評価減であるとかそれ以外にも考えられますけど、遺産分割の方法によって税金額が結構変わったりします。

だから、遺産分割の方法によって支払う相続税が変わってくるという視点を持たないと、遺産分割の交渉代理を受けた弁護士が高い税金を払うような分割を提案してしまうことにもなりかねないんです。
やっぱり税金というものを視野に入れて、それが最も安くなるほうが一番いいんです。

マックス総合法律事務所 阿部成孝弁護士

勿論あくまでも交渉なので必ずしも最も安い方法はとれないかもしれません。
その中でも安い遺産分割方法というのがあるはずなので、そういった部分については遺産分割に携わる専門家は知っていないと、分割がうまくいかないのではないかと思います。

弁護士も税理士に相談しているのでしょうけれど、弁護士本人が理解していないので、誤解されているケースも見受けられますね。
だから、その意味で僕は税務の理解・知識があるので、そこがお役に立てる部分じゃないかなと思っています。

---弁護士と税理士の関係もとても大切な関係ですね。

税理士は税務申告の代理なわけですから、そこで交渉に積極的に参加するっていうことはないし、できません。

ただ、もちろん分割方法によって税金が変わる以上は、その旨を説明する義務は税理士にあります。
その税金の重要性というところがたぶん税理士と弁護士とはちょっと違う面があるかもしれないです。

私は税理士出身で、税金の負担というものをよく分かっているつもりなので、そういった部分で分割すればいいだろうっていうことではなくて、分割後にどれだけお金が残るか、財産が残るかというところが重要です。

そういったところは、もしかしたら税理士と弁護士との視点、要は分割をメインに考える人と、税金をできる限り安くするという視点をもっているところの違いはあるんでしょうね。

■最後に

---先生は弁護士として4年目、税理士歴22年ということで、現在はお仕事の比率はどちらが多いですか?

年によって違いますけど、8対2ぐらいじゃないですかね。
8が弁護士、法律のお仕事です。
相続の遺産分割交渉を依頼されると、相続税の申告も一緒にという話はあるので、その税務申告対応というところで税務の仕事が入ったりします。

それと弁護士の友人や知人から、「ちょっとクライアントの税金申告があるんだけれど、やってくれないか?」と、相続の仕事を受けたけど弁護士は知識がないと税務申告はできないので、弁護士から税務申告だけ依頼を受けるということもあります。
税理士の友人から法律の相談や依頼を受けたりすることもあります。

---弁護士になってから気持ちの変化とかありましたか?

弁護士の資格を取ってから、やっぱり変わりましたね。
先ほど言った、弁護士の資格を取って8が法律で2が税理士というところで、当然弁護士の仕事がふえました。

資格を取ってみて変わったのはもちろん仕事の中身は変わりましたし、気持ちとしては仕事に対する自信が付いたのはあります。
やっぱり司法試験を受けて、弁護士をやってというと、法律の仕事もそうですし、税務の仕事に対しても、自分自身に自信が持てるというのはあると思います。
それと、税理士と弁護士では、お客さんの悩みが違いますので、その点は大変なところかもしれないです。
そういう意味でいうと、弁護士の客層というのは幅広いと感じています。

マックス総合法律事務所 阿部成孝弁護士

---最後に、相談に来られる方に一言メッセージをお願いします。

まずは悩んでいないで相談してください。
当事務所では初回相談は無料で、その際報酬のお見積りもします。
報酬等の説明を聞いてから依頼するか考えることができます。

今はインターネットでいろいろな情報が飛び交っていますけれども、玉石混交であって、一度、専門家の生の声を聞いてみることは無駄にはならないと思います。

弁護士については報酬が高いというイメージがあるかもしれませんが、それは無料相談の上判断していただければと思います。
それと相続問題は、家族や親戚だからこそ当事者同士で話しづらい面もあると思います。
相続税申告も簡単ではありませんし、遺産分割交渉も煩わしい面があると思いますので、ご相談に来ていただければワンストップで効率よく解決できると思います。
まずはご相談を。

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阿部 成孝 (東京弁護士会所属 / マックス総合法律事務所)

税務・法律の専門家が、総合的なサービスをご提供できる渋谷にある事務所です。 遺言・相続、税務案件、企業法務案件他、幅広い案件をワンストップ解決できますので、まずはご相談ください。

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相続相談弁護士ガイド 編集部

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